鑑賞理由:吹越満
私も年を取ったが、
吹越満さんもお年を重ねられたなぁ。。
ますます共感する次第で。
AV女優を扱ったものとのことで、
おそらくはそうかと思ったけど、
やはり軽くはない
映画には娯楽MOVIEと
教養としてのCINEMAがあるが
これはどう考えても後者だろう
世界においても
日本男児によるAV市場は
一節によると世界最強らしい
あまり興味は無いが
端くれとして考察してみた
おそらく、
世界的にも類を見ないほど
｢陰キャ｣なのだと思う
日本男児(侍とでも呼ぼう)は
伝統的に｢好き｣｢愛してる｣などと
言えない
シャイの極地で
ハグや😘などもっての外だ
(個人差あり)
ま、それは前時代的なものとしても、
｢恥じらい｣｢無骨｣｢無口｣
｢男は黙って｣｢忍ぶ｣
などなど文化的にも？
擁護する単語は複数ある
よってかどうか知らないが、
その対極ともなり得る
｢行為そのもの｣に対し
異常な好奇心、
変態的な嗜好が
おそらく平均的に見て
各国より高いのだと思う
だからAV、ポルノ市場が
栄えたのかな。。。。
などと
他の国にもあるのか
分からないが、
おそらくは
｢飾り窓｣｢売春宿｣など
世界的にもそうしたものはあったのだろうが
日本にも｢遊郭｣｢赤線｣
などがあった
私は、
吹越満氏を推すあまり
勢いあまって本作を鑑賞したが、
｢案外、テレビに飛ばしても、サブスクリプションは綺麗だなぁー｣
というゆるい感想と
｢人の生き方を覗き見る態度として本作はきつい｣
｢えぐい｣
｢痛い｣
と思った
ただの娯楽作品とかとしては
全く楽しめない
もといAVとしてなど
毛頭観られない
吹越満氏の
クズ的立ち位置や言動も先が読めないし
原作があることは後から知ったが
世の中の事実を知るというか
底辺とは呼ばないが
本当千差万別だと感じる
日本の中にも
全く違う尺度で生きる方はいる
別にAVが遠い
とかじゃなく
人の幸せ
満ち足りてるかなど
考える上で
何を基準とするか
自分がどうなれば幸福か
そういう
いつものテーマを
また例によって
突きつけられた気がする
フィクションは自由だが
これに原作あるとか
似たような背景があるって言われると
多分あるけど、、、
やはり
人の幸せって何なんだろう、って
思ってしまう
