たまちゃん

ある少年の告白のたまちゃんのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
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LGBTの青年が矯正施設に入れられる。
正しい治療をして治す、変える。

LGBTはもちろん罪ではないけれど、神父である神の近くにいる父親の教えからいくと、神が弱者を守り罪を赦すなら、ジャレッドの事をそのままを認め赦すのでは?

最近、家に引きこもっていた人を無理矢理家から連れ出し矯正施設に連れて行った会社とそれを頼んだ親が有罪判決を受けた記事を見た。
子供といえど、一人の人格を持った人間なのだと認めたら、ちゃんと向き合い対話すべきで、本人の意にそぐわない解決方法を取ってはいけない。

「普通」という認識は一人一人違うのだ。
話は少しズレるけれど、孫の顔が見たいから早く結婚しろ、と子供に言う親。
大事な自分の人生の選択を親の夢を叶えるために決める、と言うのはとても間違っている。

あの矯正施設の先生。
私でも出来そうだなぁ。相手の言葉尻を捉えて追い詰める。大声で一方的に怒鳴る。相手の気持ちを聞かないで決めつけて怒鳴る。

ニコール.キッドマンは若い時よりとても好きかも。眼鏡を老眼鏡のように少しズラし上目遣いに見たりして。
若い時の美貌にこだわらず、母親役をガンガンやってくれて嬉しい。

サイクスは本当は死んでなかったんだね。
良かった良かった。
たまちゃん

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