トロント国際映画祭にて
またしてもジョエル・エドガートンの好感度爆上がり。
監督作2作目は前作とはまったく違う。(前作もよかった)
優秀な息子がゲイであると知った神父の父は息子をセラピープログラムに。繊細なテーマを丁寧に描き、親としてどう息子と向き合うか、本当の自分を消してまで「普通」になることが果たしてどうなのか、いろんな思いが交錯するドラマ。
出てくる人みんなが真剣によかれと思うことをしようとしている。だけどそれがすべて良い方に向かうとは限らない。「正解」などないのかもしれない。
親子・家族とは、自我とは、性とは、信仰とは…頭の中ぐるぐると考えがめぐる。
静かに何かが突き刺さるよ…
すばらしかった。