クリストフォルー

樺太 1945年 夏 氷雪の門のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

樺太 1945年 夏 氷雪の門(1974年製作の映画)
4.1
リニューアルされる前の【旧京都みなみ会館】で最後に観たのが、36年ぶりに劇場公開された本作だった。1974年の公開時に、ソ連からの横槍でキャンセルされたとされているが、私は公開時に観ていて、シナリオの載った雑誌も買った。再公開版には無かったシーンの記憶もある。
本作が、私の最初のミューズ、二木てるみさんの主演作であることももちろんだが、1945年の樺太での電話交換手たちの命がけの献身が、2011年3月11日の、宮城県南三陸町防災対策庁舎で、防災無線による避難を呼びかけ続け、津波の犠牲者となった女性職員と重なったことも、あらためて再評価するもとになった。
2018年のTEAM NACSの舞台公演『PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて』にも、関連する話が出てきて驚いたっけ。
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