Anteater

瞳の奥の殺人者のAnteaterのレビュー・感想・評価

瞳の奥の殺人者(2017年製作の映画)
4.4
毎日地下鉄の駅で同じ歌を歌う盲目のミュージシャンの主人公。
顔見知りの毎日聞きに来る1人の女子高生、近くの店の店員、駅の清掃員などと何気ない日々を過ごしていた。
ある時、いつものように歌う準備をしていた彼にある男性が話しかけてきた。
その男性は小説家らしく、今書いている連続殺人についての話を主人公に聞かせる。
その直後、彼が話していた通りの事件が立て続けに発生し…

韓国作品のいいところって、なんといっても裏切りに次ぐ裏切りが用意されているところなんだよなぁ…
毎作品「あぁ!やられた…」ってなるから、本当に実力がある監督や脚本家の方々が多いんだろうな。
今作にも見事にやられてしまった…(笑)
序盤から主人公の行動に違和感を覚え、途中で「あ、やっぱりそうだったんだ」と分かったけど、犯人側は最後まで分からなかった!
それと、キャラクターにも萌えた!
主人公が一見優しそうで気弱そうだけど、大切の人のためなら大胆な行動にも出るし、決して腕っぷしは強くないんだろうけど果敢に犯人に挑んでいくギャップに惚れてしまった…
あと、結局あのお父さんとか大家さんとかが何も罰を受けなかったのはモヤモヤするけど、どうなったんだろう…
命は助かったけどまた同じ生活に戻されるなら彼女が不憫過ぎて見ていられない…
(フィクションなのに考えすぎですね…すいません(-_-;))
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