このレビューはネタバレを含みます
アンディは学校にも通えない体の弱い少年。実は臓器移植の為に新生児の時に誘拐され、薬漬けで身体の自由を奪われていた…っていう展開。
少年になるまで育てたら普通は愛情が湧くのに、そうならないところに逆に怖さが増すし、母親の狂気がマジモンってこと。
ストーリーはオチが読めるし粗いけど、それなりに楽しめた。マイケル・シャノン演じる父親が、葛藤に揺れながらも引き返せない覚悟を滲ませていて好演。サマンサ・モートンも演技の上手い女優さん。
オープニングに呼応するようにエンディングカットも野球の試合。元気になったジェイソンの笑顔が見られて良かった。