ねこ無双

ペーパー・ハートのねこ無双のレビュー・感想・評価

ペーパー・ハート(2009年製作の映画)
4.0
マイケル・セラのモキュメンタリーデートが観れる!と知って、前々から観たかった映画。

「愛は映画や物語で語られるもの。
子供の頃は愛が存在するって信じてた。」
今は愛を信じないコメディアン、シャーリーン・イーがスタッフ、監督とともに、
様々な友人、通りすがりの人達、親にまで愛はあると思う?とインタビューしてくアメリカ横断旅。
ちょっとだけ科学的にも検証。
と、ドキュメンタリーのように次々インタビューしてくけど、実はちゃんと大枠の脚本があるよというモキュメンタリー。

物語の途中、友人の友人でマイケル・セラに出会い、お互い気になり出し、発展してく様子もカメラに収められ…

映画の中で本人として登場し、ドキュメンタリーを撮るけど、それはほんとじゃない。
マイケル・セラとデートして恋が芽生えるけど、それはほんとの恋じゃない、って変な感じ。
ほんとに恋に落ちてる過程をこんな風に撮影することは出来ないですよね。
どこまで脚本のセリフなのか、果たしてインタビューは本物なのかもよくわかりません。

この映画を観ても、結局のところ愛が何かはわからない。
これを撮影してる監督(という設定、えーい、紛らわしい)も、この映画のオチをどうするか答えが見つからなくて、迷走。

シャーリーンとマイケルは実生活でもつきあってたとか、いやそれはガセだとか、言われてるらしいけど、真偽は謎。
そんな感じ方をしてしまうくらい自然な演技でした。
二人のデートがもう可愛すぎてしょうがないから、0.5ポイント増し!

ちびっ子たちへの愛とは?の公園インタビューも。
無邪気に愛を語る子もいれば、げーっ、何それって感じの子もいる。屈託がなくて可愛らしかったです。