夜空のパンケーキ

カメラが捉えたキューバの夜空のパンケーキのレビュー・感想・評価

カメラが捉えたキューバ(2017年製作の映画)
4.4
「死んだら貧富はもう関係ない 
        問題はどう生きたかだ」
キューバで出会ったおじいさんがこう話す。
出てくる人たちは皆悔いない生き方をしたのだろうと画面から溢れ出る笑顔や満足感にある種の悲しさを覚える。

ドキャメンタリーって監督の意思が色濃く出たり、数年撮り続けただけというものが多い。
しかし、この作品は全く違いずば抜けている!
40年もキューバを撮り続けたアメリカ人記者のジョン・アルパートによる膨大な記録。
カストロ政権に対する批判とかがメインかと思いきや、政治色はなく一般国民の人生を何世代に渡り追いかける。
カストロに至っては寝室まで案内される間柄。
非常にチャーミングなカストロが映し出される!

悲しい現実が待ってるけど、そんなことを含めて素晴らしい作品でした。
キューバ行ってみたい❗️