あき

交渉人のあきのレビュー・感想・評価

交渉人(1998年製作の映画)
3.9
公開当時から観たいと思いながらタイミング逃し続けて23年越しでやっと視聴。
事件の設定とか煙が出るほど擦り切れるまでに使い古されてるパターンで、アメリカの警察というとこれしかないのかよって感じだけど、それを踏まえても公開から20年以上経った今でも古くささを感じずに観れる面白さはやはり脚本と演出とキャスティングの良さなんだろうな。
それなだけに、興行的にこれほどまでにコケてしまった理由が個人的にはよくわからない。
ケビンスペイシーはもう新作では観ることのできる人ではないのかも知れないけど、やっぱりこの人の演技は好きだったなぁ。
画面にいるだけで存在感ハンパないしずっと観てられる素晴らしい役者だと思ってるだけに、寂しい。
ちなみに、デヴィット・モース!
先入観バリバリで見てしまってて、しっかりそれを裏切らない人物像だったから、ラストでまぢか!ってそういう意味でも面白かった。
TV版だと30分前後カットされてるので、改めて本編ノーカットで観たいと思った。
あき

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