法月

記憶の夜の法月のネタバレレビュー・内容・結末

記憶の夜(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

久々に黒い韓国映画観た。
韓国の復讐モノに容赦はない、とことんやるね、とことん...

目の前で数人の男たちに拉致された兄。
19日後、兄は無事帰ってきたが、拉致されてた期間の記憶がないという。
その日から、兄の様子がなんだかおかしい。
ヤツは本当に自分の兄なのか?...

その後の展開は予測不能だった。
え? え? えぇ!?の連続。
「僕は今、21歳ですが?」
「はぁ、何言ってんのアジョシ(おじさん)?」
特殊メイクなのかCGなのか、カン・ハヌルの老け顔(つっても41歳?)を作ってるんだが、まぁ基本イケメンなので、そこまでショックな感じはない。見た目、もっと劇的に変化させてもよかったんじゃ?

一方、兄役キム・ムヨルの豹変ぶりには感心した。
何処からどう見ても好青年の顔から、裏社会で生きるヤバい男の顔に...
ラストの病院での表情は素晴らしかった。

無理はあるお話。
つっこみたくなる点、多々ある。
けど、大どんでん返し作るためにはね、多少の無理には目を瞑ろう。

ラストの回想シーン、あざとい。
あの二人は、過去に邂逅していた。両者ともに幸せな、幸せ過ぎた時に。
ここまで描くのが韓国味。ピり辛。
好きか嫌いかって聞かれたら、これが好きなんだよね結構(。-∀-)

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