チェリー・ポップのチッコーネのレビュー・感想・評価

4～5個のセットとロケで回す低予算映画。『ルポールのドラァグレース』で名を上げたドラァグクイーンが複数登場する。

「ノンケの世界でさまざまな障害に出合ったゲイが、最後に自己実現する」という物語の『逆ヴァージョン』なのは面白いが、果たしてその真意がどこまで伝わっているか、観ているこちらが心配に…。

ゲイだけでなく女にも言えることだけど「これまで自分がノンケ男にされてきたことを、そのまま返す」という負の連鎖は、不毛ですぞ。