みみっぴ

グリンチのみみっぴのレビュー・感想・評価

グリンチ(2018年製作の映画)
3.0
クリスマスなのでクリスマスらしい映画を嫁に所望。洞窟に棲んでいる緑色の毛を纏った新説スクルージおじさんの登場だ。

原作はきみの行く道 Oh, the Places You'll Go!など、名作で有名な絵本作家のドクタースースの「いじわるグリンチのクリスマス」。

ドクタースースの作品や、それらのメッセージの中にはステレオタイプなアジア人批判、戦時中のプロパガンダなどもあり、そんな彼がクリスマスとその休暇の商業化を批判するために、この作品を作った背景なんかも鑑みてみると色々面白い。
それはそれとして児童文学者って社会批判や政治に直に関わる人多いよね。

そして、今回のグリンチだが、序盤からクリスマスへの憧憬や寂し気な表情が全開で、全く悪そうに見えず。剰え、子供が見やすいように吹き替え版をチョイスしたところ、大泉洋が演じているので、なんというか"人情み"が滲み出ていた…笑

3歳の子どもには内容もキャラクターもソフトな表現だったので、親としても安心して見せられたし、「おもしろかったよ」と大満足でした👼
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