あんじょーら

ウィッチ・フウィッチのあんじょーらのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッチ・フウィッチ(2018年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

良かったところ。

小川さんの魅力全開です。凄くフェティッシュな面もいろいろあるし、撮影方法から考えても、アップが多いのは狙いもあるでしょうが、良かった。

撮影するミッチーさんの演技のテンション。

紫の血は正義。

コスプレもいろいろあり。

エンドロールのキャンプファイアーで戯れる出演者の演技を超えた笑顔。


いまひとつなところ。

主人公イチゴにとって都合の良い範囲での試練しか訪れない上に、試練以外は全ての中心。ある種の女子的な夢(だが監督の表現したいファンタジーとはやや意味合いが違って感じた)。

脚本が予想の範囲内でしか動かず、ふた昔前の少女漫画(対象年齢は中学生くらいか?)でもちょっとウブ過ぎる感じ。でもこういうファンタジーが好きな人もいるのは分かる。

セリフでだいたい説明してくれるところ。

狼の造形はファンタジーに寄せ過ぎていてちょっと。もっとグロでも良かった。

魔女モノファンタジーとしてまどマギのようなインパクト(ストーリーでもアクションでもイヌカレー的なビジュアルでも)が欲しかった。

ちょっと展開が遅い。

残念だったところ

小川さんの魅力はこんなもんじゃなかった(ビートピアと聖なるものは見た一観客の感想です)。