こう

(r)adius ラディウスのこうのレビュー・感想・評価

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)
3.0
最初は何が起こっているのか分からないところから、物語が進むにつれ謎が徐々に明らかになり、最後はそういう行動にならざるを得ない、と納得する終わり方でした。

暖炉からとあるものが見つかることで、本作の核心部分がほぼ分かるのですが、最後まで飽きさせない展開で話が進みます。

肝心のストーリーについて、記憶を失った状態で目覚めた主人公が、助けを求めて街に行くも住民の死体ばかりという謎の状況。

ラジオではバイオテロやウイルスによる空気感染などが報じられていた。主人公は不安になっていく。
ようやく生存者を見つけたものの、主人公に近づくと目の前で死亡してしまう。

そんな中、一人の女性が主人公の元に訪れた。その女性も同じように記憶を失っており、さらに主人公が近づいても何も起こらなかった。

自分たちの周りで起こっていることを調べるために、二人は行動を起こす、というのが大まかな流れです。

主人公は最終的にはけじめを取った、という感じでしょうか。それとも諦めた、と取るべきか。納得する終わり方ではあったものの、ご都合主義な終わり方でなくて良かったです。もしくはウルトラCでそんな展開もあり!?となったら、さらに評価は良かったかも。

なお、本作自体は面白く、時間も短いので、気になった方にはぜひ観てほしいです。
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