かわきよ

千と千尋の神隠しのかわきよのネタバレレビュー・内容・結末

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

多分10年以上ぶりに観たけど、こんなに美しかったっけ。さすが宮崎駿というより、さすが久石譲って感じだった。劇伴があまりにも良すぎる。エンドロールの歌詞も、これ大人になったらパワーワード多すぎる。
子供の頃は、どういう感情で観たんだろう。あんまり思い出せない。

でも今、多分昔よりかはこの作品を俯瞰して観れるようになって思ったのは、素晴らしい成長譚なのはもちろん、全てのキャラが人間の化身に見えて、一つの世界(湯屋)を社会のまさに縮図として描いてるのがよく分かった。
カオナシってこんなに感情移入できるキャラだったんだ、とか、お母さんってこんなに怖かったんだって、いろんな見方ができた気がした。
あと、沢山印象的なセリフがあるけど、
釜爺の「手ぇつけたら、しまいまでやれ!」が結構好き。

少し、自分が大人に慣れてることを実感した。寂しかったけど、エンドロールで涙が出て嬉しかった。
こういう時に、Blu-rayプレーヤーほしくなるね。ジブリもっと観たくなる。
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