何回観ても良い。人生の節目によっては感想が変わってきて面白い。
昔は湯婆婆が怖い理不尽なおばちゃんに見えたけど、今は、湯婆婆なりの優しさも持っているなと感じる。
働いている年代になってみると、色んな理不尽を耐え抜いてお腹空いてないと思いながら、一口おにぎり食べたら涙がポロポロ出てきた千尋のシーンは心にくる。
あとは、銭婆の
「一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで。」
と、
「(ヘアゴムを)皆で編み込んで作ったものだよ」と渡すシーンはウルッと来た。
最後にハクが「振り返らないで。さあ。」と見送るのは切なかった。
人生、後ろ振り返りたい思いをこらえて前を向いて歩かないといけない時もある