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スパイダーマン:スパイダーバースのtetのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

公開当時映画館で視聴。今回で3回目。アクロス前にサブスクで視聴。
とにかく映像美がやばい。随所にあるヒップホップ調やスプレーアートなどのストリート感がたまらない。

既にピーターパーカーのスパイダーマンがいる世界。クモに噛まれたマイルズはスパイダーマンの力に目覚める。粒子加速器を巡る戦いでピーターがキングピンに殺されてしまい、加速器の停止を託される。
このピーターはすげー好きなピーターだった。正義感が強く、面倒見もいい、実力もあってユーモアもある。王道のスパイダーマンって感じでかっこよかった。

通常であれば、1人で力を習得していくのだが、なぜか別バースから来たピーターや同級生と思っていたスパイダーグウェンもいる。実践を通して力を使いこなしていく。
サーバーを盗んでドックオクから逃げながらスイングを、習得してくシーン良かった。ピンチでグウェンが登場する演出もかなり良かったなー。とにかくグウェンがかっこいいしかわいい。

ノワールやハム、ペニーなど更に個性的なスパイダーマン達が集まる。そこで自身の実力不足を知り落ち込むマイルズ。その後、ヴィランの襲撃を受けた際、プラウラーがおじのアーロンだったことを知る。そして、戸惑うアーロンをキングピンが撃ち殺してしまう。
アーロンおじさんの展開ドラマがあってすごくいいし、マイルズが自分の非力に悩むのも良い。個性的なスパイダーマンは最初好きになれなかったが、徐々に馴染んできた。程よいギャグ感があることで、暗くなりすぎずいいのかも。

5人で加速器を止めようと戦っているところに、自身の殻を破り能力を解放したマイルズが登場。戦闘シーンは圧巻。スピード感がありかなり盛り上がる。5人を元々のユニバースに戻すことに成功。マイルズとキングピンとの戦い。キングピンはただ失った家族を取り戻したいだけだった。しかしうまくいかない。追い詰められるマイルズだったが、スパイダーマンを認めていなかった父ジェフの応援で覚醒。渾身の力でキングピンに勝利する。
後半の怒涛の戦闘シーンで気持ち持っていかれました。すげー良かった。シンプルにバトルアクションが良く、映像美も相まって最高。たった1人のスパイダーマンだけど、心の中では繋がっている。1人じゃない、みたいなやつすごくアツい。

ポスクレのミゲルオハラも良かったし、ワクワクした。単独作としてもまとまってるし、続編も楽しみにできるちょうど良い感じ。マイルズこのキャラ感のままMCUで実写化してほしいなー。
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