このレビューはネタバレを含みます
今のポケモンを知りたいなと思い、一気に鑑賞した2本目。ポケモン流の多様性が描かれているのかなーと受け取った。
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前作で始まりの物語が語られた反動もあるかもしれないが、いつの間にかサトシが頼もしくなっていて少し寂しい…
一途で、わがままで、周囲を巻き込んで突き進む等身大の主人公ではなく、誰かがピンチの時に現れる、お助けヒーローのような存在に成長を遂げていた…男子三日会わざればってことだろうか…
本作の主役は、過去のトラウマでポケモンを毛嫌いするおばあさん、嘘ばかりついてしまう見栄っ張りのおじさん、自分の気持ちを伝えるのが苦手な若きポケモン研究者、ケガでスポーツから遠ざかり目標を見失ってしまった?女学生、あと一応物語の中心にして傍観者な少女もひとりw
そして、愛すべきポケモンたちは、知らぬ間にプロポーションが変わり、大小もはっきりしてきた。色々なシーンで大いに動き、生態の描写は細かくなり、存在感が増した。
そんな彼らが絆を結び、それぞれに大きな一歩を踏み出していく姿が描かれる。
わたしはきっと製作側の企み通り、姪っ子のために嘘を突き通して本当にしようと奔走するおじさんとウソッキーのストーリーが突き刺さってしまうw
何かに本気になって動く時は、どんなに不格好でもまぶしくて素敵なもんだ!
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2作品観て思ったが、初期の劇場版をすごく遠回しに絡めてきているの?
前回はミュウツーの逆襲のラストのようなポケモンの攻撃を受けてしまうサトシ、
保護対象がポケモンに変わり、より神々しいシルエットになったパパ、エンテイ、
今作ではルギアが自然を司る観察者のような立場で再登場する。冒頭のテーマ音楽から懐かしかった〜
〜〜〜スコア内訳
ルック1.0
シナリオ1.0
役者0.5
深度0.5