補聴器もつけずに健常者と同じように発音できる佐村河内。
ベランダの景色から見えるロケーションで家を特定できてしまうだろうに、そこは本当の家なのか?
消化器が投げ捨てられていた後にある、手の傷。
…
メディアは所詮、人間という複雑な存在のごく一部分を切り取ることしか出来ない。この映画自体もまたそうであることに自覚的で、確信犯的に自らを疑うように仕向ける演出が素晴らしい。
この映画を見て佐村河内氏…
興味があるからか、2時間越えの作品なのに飽きずにみることができた。
観ている間、どこか佐村河内氏の粗探しをしているような自分がいた。鑑賞側の心を揺さぶるのが非常にうまいなーと思った。
佐村河内氏…
初見。観賞後、今佐村河内守氏は何をしてるんだろう?と思う。ゴーストライター騒動後の佐村河内氏を追ったドキュメンタリーだが、監督の森達也氏の視線は公平に思える。メディアの報道では一方的に佐村河内氏の非…
>>続きを読むどう見ても聾唖を装ってるとしか思えなかったけど途中出演して来たなっちゃん?って言う女の子の話を聞いたりした辺りからそう言うのはどうでもよくて今まで佐村河内氏がゴーストライターを使ってして来たことや自…
>>続きを読む途中までテレビや「ジャーナリスト」への怒りを感じていたが、最後までいくとどうでもよくなるわけではないが、複雑な事実が複雑さをを保ったまま自分の中へ深く沈み込んで行った感覚がした。
僕はラストの方で…
作中、全盲の女性が、「映像だと言葉だけじゃなくて顔も映るから、だから伝わる。」と言った。彼女が視えているものは何なのか。佐村河内氏が聴いていた音は何だったのか。僕たちはメディアの報道を見て、聞いて、…
>>続きを読む○マスメディアが悪と報じれば悪になり、それ以外の情報が出てこない分、今作はあの問題をテレビ等にない目線からの映画として非常に楽しめた。
○佐村河内氏と新垣氏の言い分が反目していることから真実は二人…
いわゆる「ゴーストライター事件」の中心人物である佐村河内守を1年以上密着した、森達也監督のドキュメンタリー。
撮影のほとんどを佐村河内氏の自宅で行ない、別メディアの取材風景や、その他関係者も映像に取…