存在について
カメラは事実を捉える。
フィルムに映った死体をきっかけに見失われる現実と抽象の境界線。
見えるもの、見えないもの。
誰かにとっての価値あるモノは誰かにとっては無価値なモノでしかなく…
ブライアン・デ・パルマが本作にインスパイアされて「ブローアウト」を作っていてトラボルタが「パルプフィクション」にキャスティングされるきっかけだという無駄知識を知っている。なぜか「ブローアウト」の邦題…
>>続きを読む「何なんだよ」とツッコんで笑って終わったのだが、この作品の鑑賞態度として正解だろうか?
不条理的な雰囲気は全体に漂わせつつも「これはちゃんと筋を予想しながら楽しむ系の映画ですよ」という感じで一応伏…
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したミケランジェロアントニオーニの作品。人気カメラマンが撮った写真に死体が写っている話。
死体も、テニスボールも、妻や子供も、壊れたギターの価値も、見方によって…