鉄生

欲望の鉄生のレビュー・感想・評価

欲望(1966年製作の映画)
3.5
名作になれなかった名作
準名作?
そんなん巷に溢れまくってるわ!

アントニオー二監督らしい不条理だらけの映画
ストーリーは単純なんだけどね
わざとややこしくして「さあ、どうですか?
これぞ名作でしょう」的な臭いがプンプンしてる
そういうのを観客に見透かされたらダメよね
最初と最後が良かっただけに勿体ない

まあ「BLOW UP」ではあるよね
間違っても「DOLL」はつけんなよ 笑
裸の取っ組みあいだもの
そこだけ切り取ればコメディですよ

しかし…
ヤードバーズの使い方 笑
ジミー・ペイジやジェフ・ベック
たまらんね
そしてハービー・ハンコック
音楽は最高

当時のロンドンはこんなんだったんだね
このちょっと閉鎖的な雰囲気は好き


そして
レヴューとは全く関係ありませんが
ロンドン繋がりでお許しを
エリザベス女王がお亡くなりになられた
ちょっとこの場をお借りして

エリザベス二世に神の御加護を
心よりご冥福をお祈り申し上げます
鉄生

鉄生