原題はBlow up（引き伸ばし）
何気なく公園で撮ったカップルの写真を引き伸ばしてみたらそこには陰謀が...｡みたいな話｡
人物を捉えるフレーミングとそこからの動きや､主人公がやたらと気取ってて少し野暮ったかったり､突発的な行動が映画に微妙なズレを生んでいて面白い｡
実体のない真実がテーマなのだろか？
物事の意味と証明を写真という媒体を通して問いかけるけど､結論はなくて見てる側に解釈を委ねるやり方は好き｡特にラストは秀逸｡あと､写真家である主人公が言う「名前なんて意味はない」って言葉も印象的でした｡
音楽はハービー ハンコック､途中出てくるバンドはヤードバーズでギターはジェフ ベックとジミー ペイジってのが豪華過ぎ｡
