morimori1222

名探偵ピカチュウのmorimori1222のレビュー・感想・評価

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)
3.8
Nintendoの3DSのゲームを、よりリアルに実写化した映画。
ほんと見事にポケモンの世界を再現しているんですよ!飛んでる鳥はポッポだし、路地裏を走るのはコラッタ達、みんなそれぞれポケモンを連れて歩いていて…はぁライムシティに住みたい…。
上映前は質感がリアルすぎる、気持ち悪いなどと言われ、「実写化は失敗するっていうしなぁ…」と心配していましたが、全然そんなことありませんでした!
見始めてしまえば、あっという間にリアルなポケモン達のいる世界に魅了されてしまいました。鑑賞後は現実に引き戻され、ポケモン達の存在しない現実にガッカリしました…ライムシティに住みたい。そしてもうひとつ、上映前から話題になっていたのはピカチュウの表情の豊かさです。しょんぼりしたり、顔をしかめてしわしわになったり…鑑賞中も可愛いが止まりませんでした!!この可愛さを堪能するために鑑賞する価値アリです!めちゃくちゃ可愛い!!!はぁ…ライムシティに住(以下略
さぁ、内容について触れていきたいと思います。
子供の頃のトラウマから相棒ポケモンを持てずにいた主人公ティムは、悲惨な事故で父親を亡くします。父親のやっていた探偵事務所に行ってみると、そこには父親の相棒ポケモンだったピカチュウが。しかもなんとこのピカチュウ話せるんです!しかもこの声はティムにしか聞こえないようで…。
ポケモンで話せるといえば、ロケット団のニャースやテレパシーを使って話しかけてくる伝説のポケモン達だけでしたが、このイレギュラーなピカチュウには理由があります…。
街には凶暴化するポケモンたちの謎が溢れ、ピカチュウとティムは調査に出かけます。
なぜピカチュウの声はティムにしか聞こえないのか、どうして父親は事故にあってしまったのか、なぜポケモンたちは凶暴化してしまったのか…名探偵ピカチュウ達が謎を説き明かす!!といった内容の映画です。
正直、展開は予想出来てしまっていました…笑 ピカチュウが出てきた時点で。ストーリー内容は分かりやすく、あっと驚く仕掛けのようなものはなかったように感じます。退屈はしないのですが、どんでん返しや伏線回収が大好きな私には少し物足りなく感じました、やはりポケモンは子供向けだからですかね?
しかし、黒幕を予想は見事に外れてしまいました…残念笑
ストーリーの単純さを差し引いても、やはりポケモンたちの世界に入り込めるのはとても魅力的です。ポケモンが好きな人は食わず嫌いせず是非見てみて下さい!
長くなりましたが、まとめるとやっぱりライムシティに住みたい…