吃音に苦しむ女子高生と、音楽好きの友達。そして滅法うざい男子。
ある意味、これはハッピーエンドなストーリーなんじゃないか。
志乃ちゃんは自己を見つけることができたのだから。
そういう意味で非常にレ…
南沙良の演技が熱すぎる。
めちゃくちゃよかった。
ラストみんなそれぞれバラバラになってしまっているけど、今はバラバラでもいつか何年か後に3人で仲良くなってる未来があればいいなとか思いつつ見終えまし…
青春と呼んでいいのかわからない日々の余韻と後味。
吃音症の志乃ちゃんと音痴な加代。
頑固で思うことはあるけれど自分の気持ちを喋れない志乃に加代が手を引いて組んだのはガールズバンド『しのかよ』。
…
志乃ちゃんは頑固で強欲で、自分の意思を強く持っている。だが言えない。
志乃ちゃんは、自分の名前が言えない。
言いたくても言葉を詰まらせてしまう。
先生の見当違いの優しさ。そんなものは志乃ちゃん…
身内に吃音の方がいます。
まだ吃音に対して全く理解のない時代。
周りはもちろん、親ですら「落ち着いて話せば話せるから落ち着け、焦るな、ゆっくり」などと本人を追い詰めていました。
本人は全く緊張して…
志乃ちゃんが、音痴の加代ちゃんが1人でステージに立ったことに勇気を貰って(恐らく加代ちゃんに言われて書き溜めた)詩というかメッセージを身体全部で発信したシーンの迫力が凄かった。
あの結果として、加代…
・あがり症の志乃
・うまく言葉が喋れず周囲と馴染めず
・加代と親しくなるが音痴を笑い喧嘩
・カラオケに行き仲直り
・バンドを組む
・路上ライブ中にクラスメイトの菊池に目撃
・菊池がバンドに加入
・志…
志乃ちゃんの気持ちわかるなぁ…
大好きな友達を取られた気がしてしんどいよね。
2人だった世界が3人になったら起こる現象あるある。
菊池はちゃんとごめんなさいしたからまぁ許せるけど、どことなくうざ…
いや惜しかった。
途中まで(菊池がしのかよに入る云々の辺り)は「これはちょっと名作かもしれん」とワクワクしたがそこからが尻すぼみというか煮え切らないというか。
原作未読なのでこの映画に限った話だが…
志乃:母音で始まる言葉が発しにくくなる疾病。
加代:音楽好きだが音痴。
加代に渡されたメモに書いた面白い言葉:おちんちん
加代の歌を笑った後、カラオケ店のまで鼻水を流しながら謝る。
空気読めない…
©押見修造/太田出版 ©2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会