ちゃんま

響 -HIBIKI-のちゃんまのレビュー・感想・評価

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)
3.9
15歳の天才小説家。気に食わなければ暴力を振るうー。

一見すると、ただのガキの様に思える。でも、自分の中の大事なものの順番が分かりやすく異なっているだけだ。

大人と子供の対比ではない。
「大人」という言葉の破壊。

思ったことは書きたい。
思ったことは言いたい。
理不尽には屈しない。

これらは世の中からどう思われるかよりも響にとっては重要なんだと思う。一般的に人々が我慢しているパワハラ・セクハラ、地位圧力をそんなのおかしいと無理矢理に押しのける。
相手も自分自身の影に気が付いているから、その後に響と会話することで、当事者間では大事になっていない。

普通ってなんだったっけ。
そんなことどうでもいいよな。
夢ってなんだったっけ。
こっちの方が重要だな。

自分を貫きながらも、自分なりに友達を大事にする響を見てそう思った。
ちゃんま

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