ちょこみん

未来のミライのちょこみんのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.5
細田作品は大体観ていて、バケモノの子の後は観てなかったので履歴的な部分もあり。観た訳だけど。

まぁ結局なにがしたかったの?というところで薄っぺらい印象しか残らなかった。細田作品の汚点といってもいいんじゃなかろうか。

色々あるが、まずくんちゃんの顔と声が合ってなさすぎて終始気になる。想定未就学児って事だと思うんだけど、どうしてそんな違和感を与えてまで上白石を使わねばならなかったのか。

そして絶対君主お母さんに隷属お父さんという構図。お父さん頑張ってるけどお母さんの水準からしたら下の下みたいな扱いで胸が苦しい。父親の育児参入をやめさせたいとしか思えん。

あとは小さい子がいる家で、低い位置に花瓶を置くとかないでしょ。120%2分で花瓶が割れると思う。

全体的にのぶみの絵本みたいな自分勝手な親目線、子供にはトラウマな感じの演出。正直どうしちゃったのと思った。

サマーウォーズが大好きなだけにガッカリ感も大きく辛辣な感じになったけど子が居ない人にも子が居る人にもハテナしか残らない作品じゃないかなー。
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