イイハナシダッタナ…ァ?
レビューしにくいですね!
話がフワッとしてたし、作中曲も印象に残るものが特になかったし…
オープニングとエンディングは流石の山下達郎さん!
くんちゃんの困った子っぷりはリアルでした。
もともとあの手の駄々っ子見ると異常に嫌悪感が出てしまうタチなのですが、そのセンサーに引っかかってしまうレベル。
その辺はリアルに描かれていたのではないでしょうか。
自分の子供がおもちゃで誰かを叩こうとしたら、もっと激怒しますけどね!
少なくとも我が家はそういう親の教育でした。
くんちゃんがあの感じなら、もっと涙ぐましい成長を見たかったですね!
4歳だから無理か!
でも映画だからいいんじゃないかな!
非現実が現れるのも唐突すぎて、結局、時間旅行的なものをしているのか、全てはくんちゃんの夢なのか、その辺がフワッとしていたのが1番物足りなかったですね。
「未来のミライ」というタイトルを考えると言いたいことがわからんでもないのですが…
くんちゃんの抱える問題とイマイチ合っていなかった気がしました。
もしも本作を「子育てをしたことない人にはわからない」というのであれば、作品としてはどうなの?という感じでした。
逆にこども向けかと言われれば、小さい子が観ていてストーリーを理解できずとも楽しくなる画が沢山あるかと言われれば疑問。
上映時間も短めだし、これは細田監督が家族を持ち親となってみたことで思ったことを「こんなんどうよ?」くらいの軽いジャブで作った作品なのかなと思うことにします。
きっと日テレ辺りが「監督!次回作は⁉︎」と急かしたのかなと(笑
あと上空から街を俯瞰するカットが度々出てきたのですが、あそこで酔いそうになったのは…夏バテ気味だったのかな?