15時17分、パリ行きのＭＡＣＣＨＯのネタバレレビュー・内容・結末

事件のシーンがメインだと思っていたので、大部分が主役3人の生い立ちで描かれている構成は予想外だった。

ただ、それはクリント・イーストウッドが誰の日常にも起きる現実だということを発信したかった故のことと感じた。

3人の歴史自体も、挫折や別れや旅など色々なドラマがあり、それが多くの人が経験する一般的な範疇のものであるからまた面白味もある。

実際の事件の当事者が演じているというのは驚いたが、何のぎこちなさもなくしっかり俳優として演じていたことにもまた驚いた。