jinu

15時17分、パリ行きのjinuのネタバレレビュー・内容・結末

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

これ、他の人の評価が割と低めだと思うのですが、「発達障害」という定義に沿ってみれば、感動大作だと思う。実際に事が起こるまで長いんだよ。っていう意見も見たけど、発達障害のことを描くなら省けない内容化と。

 ちょっと解説なんですが、発達障害は人間の色々な能力が全部標準ではなく「いびつ」故、これはできるのにあれはできない。とかある治らない特性のこと。
 特にスペンサーは顕著で「なぜか遅刻してしまう」とか「スケジュールを鬼のように詰め込んでしまう」とか。しまいには軍隊の教育機関に送られてしまうけど、そこで学んだことが大いに役に立った。そこに救いがあったと思うし「イーストウッド監督、うまいわ」と思った。

 スペンサー以外にも能力のいびつさは若干あるけど、やっぱり生きづらさを抱えた2人がみんなで力を合わせてテロを阻止した。というざっくりした感想です。

 

 
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