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ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」

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『ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」』に投稿された感想・評価

TOT

TOTの感想・評価

3.8
世界一有名な端役の不条理劇。
コインの表ばかり出る非現実、細かな設定など要らぬとばかりに生かされて、記憶も飛ぶような曖昧な存在理由。
状況に巻き込まれて彼らはどこへ行くの。
名前を錯誤するほど半身のように二人でしかない二人の予め決められた最後に笑いが消え、悲しみと虚しさが去来する。
棺か船みたいな形の舞台上でライトを浴びて急くように喋り、道化のように動き回る端役の生は終盤に向け、暗く混迷を極めていく。
それでも「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」ただその事実だけじゃなかったと思わせるダニエル・ラドクリフとジョシュア・マグワイアの共鳴は、演劇と人生の可能性を示唆するよう。
背格好の似た二人のふたりぼっち感とても良かったし、ハムレット役ルーク・マリンズの妙な色も好きだった。
面白かったな。
なんか自分の人生を見るようでしんみりしちゃった。
tarupon

taruponの感想・評価

3.9
まず、一言。面白かったけれど・・・、すごく言葉遊びあり、抽象的ともいえるような緻密な言葉の怒涛のやりとりのお芝居。
これを、字幕で追いつつ理解していくのは、ちょっときつかった。
昨秋、小川絵梨子さん演出、生田斗真×菅田将暉版をみているけれど、やっぱり日本語で聞く方が、内容は把握しやすいなあとは感じた。

という前提で。

どうしても、昨秋に見たものとの比較の中でみてしまう自分がいるわけだけれど、同じ作品とはいえ、その受ける印象はかなり違っていた。
まずローゼンクランツの印象が、生田斗真とダニエル・ラドクリフではずいぶん違う。日本版の方はもっととぼけたボケ役のような感じで流されていく感が強かったけれど、今回のものの方がもっとあがく雰囲気があるようだった。
それは、ハムレットのキャラクターの違いとロスギルとの関係性の違いにも表れていて、今回のハムレットはすごくイケメンで(別に、林遣都がイケメンでないわけではないが(笑)かつ、ロスギルとの間もなんか冷めた関係性しか感じられなかった。
そういうこともあって、今回のロスギルの方が気楽な2人組が主体性なく流され追い詰められていくというより、追い込まれていく感をより感じたのかもしれない。

あと、より座長と旅芸人一座の役割が、今回の方がより印象的だったと思う。

たまたま、1年以内に違う演出のものを見る機会があって面白かったです。
森崎

森崎の感想・評価

3.5
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
戯曲をなんとか読んでNTLIVEに備えました。

両手を上げて「面白い!」と言える訳ではないのはやはりローゼンクランツとギルデンスターンという彼等が決して物語において主軸にならない、なれないからなのかなあと思ったり。
どれだけ彼等に台詞があっても彼等はずっと受動的。「ハムレット」の世界においてもクローディアスの指示でハムレットの狂乱の原因を探る受動的な存在、能動的なのは「ハムレット」と「ロズギル」どちらの世界においてもハムレットやクローディアスであって彼等ではない。指示や理由を求めるロズギルは脇役でしかないということ。

そのことが腹立たしいとかもどかしいとか、そういった感情よりもまず一番に思ったのが「でも人間ってそういうものだよね」ということで。何か事が起こるには理由があって然るべきだ、動くには指示があるものだ、すべきことをするだけだ。そしてまさか自分が脇役だなんて、と思って生きている。そんな叫びを強烈に感じる。だからこそ「ハムレット」においてコメディリリーフにもならないけれど滑稽だと感じた二人が「ロズギル」では滑稽には思えない、どこか自分に近しい存在と感じてしまう。舞台には出ずっぱりなのに、物語は袖で、後ろで、どこかで、どんどん進んでしまう。その焦りやある種の諦めが印象的だった。

その物悲しさと乾いた笑いに旅役者の弾くアコーディオンの音色がどうしてあんなにしっくりきたんだろう。とっても良かった。役者というより見世物小屋っぽさや道化っぽさもある奇妙な集団…、きっとしぶとくどこまでも生き残るんだろうな。あとアルフレッドのハイヒール姿は最高。

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