赤鬼

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ジュリアス・シーザー」の赤鬼のレビュー・感想・評価

3.3
題名がジュリアス シーザーではあるけれど象徴的に物語が進んでいく訳で主人公はあくまでブルータスって所から私は先ずついていけなかった。予備知識無しなのがそもそも見る上での心構えがなっていないので駄目なのですが、正直こう言う話は苦手だなと感じられただけでも拝見した意味があったのだろう…と信じたい。
何が苦手って、あの"私達は今、芝居と言う大義の名の下、この物語を生きているのよ!はん!!ははん!!!"て言う空気感。こんなに上手であろう人達が演じててもそう感じてしまう自分にも呆れたし、いい加減演じてる人達の精神的マスターベーションにもうちょっとで良いから耐性と言うか、許容を私は持てない訳?って言う自分に対する反省がいっぱいあった。
それにしても、刺されて死ぬシーンの血の出し方はもうちょっと何とかなんないのかな。
個人的にあそこは興醒めポイントNo. 1。
赤鬼

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