夏色ジーン

ビヨンド・ザ・ロウの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

ビヨンド・ザ・ロウ(2017年製作の映画)
3.7
感想川柳「最後まで 背負ったものは そのままで」

予告が気になって観てみました。φ(..)

家族と静かな暮らしを送るために、最後の仕事に挑んだプロの強盗フランク。だが現金輸送車強盗計画の裏には、謎の犯罪組織の罠が潜んでいた。事件の関係者たちは次々と殺害され、その中には、ヴェロニクという検事もいた。検事殺しの濡れ衣を着せられフランクは逮捕されてしまう……というお話。

予告も気になりましたが、いつも脇役が多い『オリヴィエ・グルメ』が主役なのもあって観てみました。(゜ロ゜)

主人公の泥棒が仕事のどさくさに罪を擦り付けられ、その背後には警察や権力者が…という『ハメられました』系の作品。( ; ゜Д゜)

普通の作品と違って、犯人との伏線とかはビックリするかというとそうでもなく、どちらかといえば『雰囲気重視』のフレンチ・ノワール。(*´-`)

『あるいは裏切りという名の犬』には及ばないけど近いものがある。(。-∀-)なので自分は割と好きです。スカッとする場面はなく、フランクがどんどん辛くなっていく様を見ていくと、こっちまで影響されるよう。ラストはそれなりの展開がありますが、あくまでも鉛のような雰囲気はそのまま晴れることはなかった。(。´Д⊂)

「伏線」とか「展開」を重視する人には物足りないかもしれない。(;゜∀゜)

一応実際の事件をモチーフにした作品らしいです。

んでまず(^_^)/~~