プロレスラーであるステュアートベネット主演作
ザ・ジャンル映画だった
物語はシンプルで、殺された仲間の復讐を主人公がするというもの
とにかく力で全てを解決していく主人公を見てくれと言わんばかりの作りで、映画としての荒が目立つ箇所もまぁまぁある
特に話している最中気づいたら消えてたっていう映画ではお馴染みのシーンをやたら繰り返していて陳腐化してしまっていたのはちょっと笑ってしまった
でも無骨な主人公はカッコよかったし、コマンドーのオマージュみたいなシーンもあってよかった
気になったのは飲食店を営んでいる姉妹で、そこまでお話の核心にいるわけでもないのになんであそこまでフューチャーされるんだろうとは思った
アクションは大柄な体を活かしたものになっていて、スピーディー!という訳ではないが中々見応えがあるものに仕上がっていた
ラスボスはゲイリーダニエルズと布陣もしっかりしている
しかし!アクションの構成が酷い!
これは立ち回りの手という訳ではなく、決着の付け方が酷い!
タイマンのアクションで、関係ない第三者が介入してきて決着付けるのが個人的には大嫌いなんだけど、それが2回も本作では発生する!
ラスト、窮地に陥った主人公がどう逆転するのかなとワクワクしていたらそれだったのでそこは凄い残念だった
この手の映画としては悪くはないんだけど、どうもアクションでモヤっとするところが残る一本だった