中国映画のエンタテインメントって、
面白いンだけど、詰めが甘い感じがいつもしますね。
身内の合格点が甘いのかな⁇
それは、ジャッキー・チェンさんがプロデュースしていても同じですよね。
特に、ホンが甘い。
タイムマシンものだから、
タイムパラドックス的な矛盾点が出てくるのは仕方ないにしても、
ドラマの時間軸内で、観客にそれを感じさせてはいけないと思うンですよね。
観終わった後に、アレはおかしいよね?
って云うのは、全然ありだと思うけど、
コノ作品だと、
主人公が何人も過去に戻ってやり直すンだけど、
その最低限のルールが公表されてない。
となると、ワタシみたいにアタマのカタイ人間は、
同じ時空間に同一人物は存在出来ないト云うBTFルールで観てしまう。
BTFは、未来の自分ト過去の自分が出会ってしまうト云うサスペンスに消化されていたので、
そのコト自体がスリリングで、面白かったのだけれど、
他にも個々に違う目の虹彩を識別してドアが開くト云う設定なんだけど、
そのドアを開けるために、ひとりの人物の目玉をくり抜くト云う設定が使われているンだけど、
この間観た、レッドノーティスでは、
同じ設定で、
iPadを使って、ニセモノの虹彩を作り出して、ドアを開けるってのを知ってしまったから、
コチラの方法が妙に乱暴で時代遅れで、作品に相応しくない方法に思えて仕方なかったなあ…。
時代設定はコチラの方が未来なのに、
でも、まあ、アクションシークエンスは、それなりに楽しめたし、
そう云うSF的設定にガンコに引っ掛かからなければ、結構楽しめるンじゃないですかね。