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リトル・フォレスト 春夏秋冬のmegのレビュー・感想・評価

5.0
ポスターが内容と違いすぎるよ泣

人に寄り添えない、優しく出来ない自分が大嫌いで、自分が自分として生きてる以上この性格や状況がどうしても変えられなかったから、そこから逃れるには死ぬしかないんだと。優しさについて語る人や、優しい風の人も大嫌いだった。

大人になって、随分経つのに。

つい先日、初めて私は今まで周りの優しくされたことなかったのかもしれないと思った。

だけど最近人に寄り添うことが(ふりでもね)できるように、少しずつなってきたというか、、

ずっとそれはなぜかと考えていたが、1人の人が私の本音の話をただ聞いてくれたからだ、それが優しくするってことなんだと知った。
その子とは10年以上も知り合いなのに、彼女がこんなにすごい人なんだって知らなかったの。私がずっと本当に思っていることを話さなかったから。

そこで初めてひとに真に優しくされた気がして、、分かんないけど何かが変わった。
否定されるわけでも、過剰に褒められるわけでも、迎合されるわけでもない。

他人への諦めと同時に諦めてるからこそのちょうど良い接し方私にもできるかな、とか。でもこの子だけは絶対に大切に守らなくちゃいけないとか。。
多分人間がもっと早い段階で学ぶことなんだろう。


料理に興味がないから最初はふぅんって感じで観てたんだけど、この主人公がその子にすごく似てて、自分にもあるところでは似てるけど全然違くて。

最近その子が結婚することになり、あれ?私は大好きな人が幸せになっていく段階を見届けていくために生きても良いのかも、って思い始めたから、そのタイミングで観るのに最高の映画だった。


こんなに長文書きたくなるようなシーンが沢山ありすぎたし、内容については大切すぎて?一つも書けない
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