ももさく

それだけが、僕の世界のももさくのレビュー・感想・評価

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)
2.5
昔は活躍していたボクサーが今は落ちぶれており仕事も住む場所もなくなった。ある日、17年前に別れた母親と再会。会った事もなかった弟はサヴァン症候群でピアノの天才だった…。

出演者→キム・ジョハ(イ・ビョンホン)オ・ジンテ(パク・ジョンミン)ジュ・インス(クユン・ヨジュン)他。

他登場人物→ボクシングジムの人達、大家さんとその娘(ゲームに負けた女の子)金持ちの女性と親、暴力夫、審査員、会長、ジョハの友人他。

サヴァン症候群→ 自閉症の人が多く男性に多い。精神障害や知能障害を持ちながら、ごく特定の分野に突出した能力を発揮する人や症状を言う。



母親の友達と映画情報交換友になり、これをオススメされたので鑑賞してみました。

私みたいな凡人からしたら、もはや障害がある人の方が優れてるでしょってなりますね。ピアノの才能だけで生きていけるんじゃ?って。

親が子の世話するの当然みたいに母親は思ってる感じだけど…自然な流れなら親は先にいなくなるんだし。なんかそれは違うんじゃ?って思いましたね。それに母親、思い違いでジョハに対して酷い発言多い。自閉症の弟よりも私はジョハの方に感情移入したし辛い気持ちが伝わって来た。

  「アメリカでは38歳です」

母親が、ある意味甘やかしたジンテだったけど兄の登場で彼の進む方向が随分変わっていったように思いました。ただ、だからこそ兄のボクシングとか未来が薄い。

ミサ、交通事故、義足、ウンチで警察署、ラーメン、病院、3分以内の勝負、家族写真、ラジカセ、タコみたいな踊り、スマホ、チラシ配り、刑務所、添い寝、街中のピアノも印象的。

     「肝がすわっている」

実際に弾いてますよねぇ?なんか指の動き凄いな!って見てて思いました。女優さん俳優さんって凄いなぁ。

大家の娘とジンテのやりとり面白い。

母親しか働いてない割に家の冷蔵庫のデカさに目がいってしまった。めっちゃデカくない!?。

オーケストラとのシーンは、とっても良かったし演技も素晴らしかったけど内容は読める感じで王道な感じでした。

    
     「まるでアイアンマンだな」