タイム・トラップの日向日向のネタバレレビュー・内容・結末

メイドインヘブン！ 時は加速する

あ、ありのまま今起こったことを話すぜ！
「俺は洞窟の中で繰り広げられるタイムミステリー的映画を見に行ったはずなのに、いつのまにかプッチ神父のスタンド攻撃を受けていたと思ったら、原始人と宇宙人が戦い始めた挙句火星に行く映画を観ていた！」
な、何を言っているかわからねーと思うが俺も何を観ていたのかわからなかった、、、
頭がどうにかなりそうだった、、、催眠術とか超展開だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ、、、


未体験ゾーンの映画たち2018②

1発目からアンダーザシーという神映画を引き当てたわけですが、この映画も違った意味で神映画。
1980年代によく見られた整合性とか広げた風呂敷を畳むことを放棄したようなバカ映画をそこそこ金をかけて現代の技術で映画化したような映画。
未体験ゾーンでしか味わえないような混沌とした映画です。

最初は下品な子供やパリピ達がすったもんだを繰り返し、行方不明になった教授を探しに行くわけですが、少しずつこの映画の狂気、中毒性が発揮されていきます。

多くは語りません、というか最初に言っちゃったんですが、特に言及するならば、下品な子供、ファービーですかね。
最初は汚いクレヨンしんちゃんみたいな感じなんですが、彼のソロパートが始まってからは男気溢れます。正直、他のキャストの中で1番賢いです。

てな訳で、酒でも飲みながら、楽しく観るべき馬鹿映画です。金の注ぎ方が尋常じゃないので少し引いてしまうくらいな凄まじさです。
1人、映画を鑑賞しながら馬鹿笑いしてしまいましたね、これは。
馬鹿映画好きの馬鹿映画フリークにのみ送る未体験ゾーンのダークホース、ぜひ機会があれば。