フィクションなのに、展開もキャラクターも凄くリアル。容易に現実に置き換えて想像出来てしまうので観ていてかなりしんどいです。
「死」と「生」の定義について考えさせられました。
個人的に、脳死した人間を刺したらどんな罪になるのか観ていて普通に気になりました。
心臓が動いていて血液循環が機能しているから、やはり殺人罪になるのでしょうが…
ならば延命治療をせずに心肺機能を停止させる医療行為はどうなのか、色々と考えさせられます。
誰にでも起こりうる状況なので、自分ごとに考えてしまって心が揺さぶられました。
東野圭吾原作小説の実写映画としてかなり上手く映像化されている作品だと思います