このレビューはネタバレを含みます
とてもとても深いテーマで
どこからが。生で。死で。それは誰が決めるのか。
人を救済する一方で人を傲慢にさせていく科学の線引きはどこなのか。
娘は生きてると信じ
生きていることを証明するために
娘を殺そうとする母親。
この母親を
誰が責めることができる??
痛くて。切なくて。哀しいお話でした。
それぞれに傷を抱え
そこに彼らなりのやり方で
ピュアに向き合う子役さん達に
とても涙した。。
今回の子役さん達には
アクティングコーチtori氏が
演技コーチに当たられたそうです。
子役の真っ直ぐなセンスを生かしつつ
この映画で必要な役割をしっかり全うする。
その絶妙なバランスの導きが
映画の子役さん達の演技からもわかります。
俳優そのものの才能は
もちろん磨かれている必要はあるけれど
そこにアクティングコーチの才能が掛け算されたら
更に。
作品のブラッシュアップに繋がると
思う。
日本の映画界にも
アクティングコーチの存在が不可欠になると思います。