クーベルタンはな

人魚の眠る家のクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
3.8
二人の子を持つ播磨薫子(篠原涼子)と夫の和昌(西島秀俊)は別居中。夏休みに子供達をプールに連れて行ったおばあちゃん(松坂慶子)は孫の瑞穂がプールで溺れているのが見つかった。すぐに救急搬送され心臓は動き出したものの脳死が疑われた。脳死判定を受け臓器移植のドナーになるか、心臓死を待つかの難しい判断を家族がしなくてはいけなかった。一度は臓器移植のドナーになることを決めるが瑞穂の指先が動いたことによりドナーになるのはやめる。
和昌の会社の最新医療機器で瑞穂はどんどん成長していく。薫子はのめり込み瑞穂の神経を刺激続けた。「意識のない瑞穂に顔面神経の刺激が必要か?」技術の力で身体は生きている和昌は人が越えてはいけない一線を越えたと思った。薫子の狂気が凄まじかった。小さい子どもを持つ親御さんは見ていて辛くなるだろうな。
最後まで楽しく?観れた。泣きはしなかったけど。エンディングの絢香さんの曲が良かった。