これは観ておいた方がいいな。面白いとかワクワクするとかじゃないけど、人として観ておくべき映画。
東野圭吾なのでサスペンスなのかと思ったらそうではなく、謎解きや犯人探しもないのだけど、さすが、東野圭吾先生じゃないと、こんな深い話は書けなかっただろうなと思う。
命とは何か、愛とは何か、すごく考えさせられる。親子でさえも、相手が生きてて欲しいのは自分の幸せのためかもしれないし、本当に純粋に相手が生きることを願うことが相手のためかわからない。
篠原涼子の問いかけのシーンは圧巻。眠り続ける女の子を演じた小役の子の可愛さも圧巻だった。
動けること、笑えること、食べられること、ただ生きていられることの奇跡に感謝していたい。