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ミルクは白く、血は赤くのwhitelilyのレビュー・感想・評価

ミルクは白く、血は赤く(2013年製作の映画)
2.5
夢も何もない明るさと元気だけが取り柄の少年レオが大好きな少女の病と向き合うことで生きることや愛を学んでいく青春劇。
お調子者で傲慢でいざというときは全て人まかせ、男らしさもなければちょっと精神不安定な社会不適合な一面も見えるレオに全く共感できず。この子自分とベアトリーチェのことしか考えてないよね?!!と周囲の人があまりに不憫で…(TT)
でもベアトリーチェの病をきっかけに人生を真剣に見つめなおすレオが精神的に成長していく姿が良かった。
ラストもすごく爽やか。ダンテが題材の愛についての授業とか何の接点もない上級生の女性にぐいぐいいくところとか、さすが情熱の国イタリアらしいアプローチにタジタジでした。
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