短編オムニバスって、見ていて内容を自分の心の中で熟成、消化させる時間がない無いので印象に残りづらいが、そこそこ見応えあって良かった。
さすがは岩井俊二、監修した話はいい感じ。
良かった順に感想を書くと、
(第2話)上海
ついつい、フランス人シェフが店にいると嘘をついてしまって、影武者として雇った西洋顔の男に、失恋も相談しながら…。
フランソワは遊びなれてチャラチャラしてそうだけど、弱ってる時にこう優しくされると男でも惚れちゃうな。
(第3話)パリ
結局、亡霊だったんだかなんだかよくわからんし、最後のエピローグでぶっチューしてるのも何を意味しているのかわからん。でも夜のパリ街をふたりで徘徊する感じは何か夢があってロマンチック。
(第1話)プラハ
スリグループぼ兄ちゃんってことでちょっと好きにはなれないけど、
(第5話)フィレンツェ
結婚式のために、イタリアでとりあえず臨時の男を調達したいという女。結局空港に送迎で来てくれた兄ちゃんとくっついていく訳だが、フィレンツェ郊外らしき民宿でちょっとしたディナーの雰囲気が楽しげな中で踊るのはいい感じ。
でも基本的にこの女はバカっぽい(役柄として)好きにはなれない。
(第4話)小樽
夫婦の喧嘩は見てらんない。最後の北海道の民家でお世話になってるのが、はしょられ過ぎてようわからんし、ロマンチックには思えない。