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恋する都市 5つの物語のkyokoのレビュー・感想・評価

恋する都市 5つの物語(2015年製作の映画)
3.5
岩井俊二も監修で参加している、中国若手監督5人によるオムニバス映画で、プラハ、上海、パリ、小樽、フィレンツェを舞台にしたラブストーリー。

パリ編と小樽編が良かった。
パリ編は唯一知ってたホアン・シュアンの「ブラインド・マッサージ」とはうって変わったコミカルな演技がいい。5本の中でいちばんロマンチックだしファンタジックなシーンがステキ。

小樽編は新婚旅行で北海道を訪れた夫婦の物語。
几帳面な計画妻と大ざっぱで社長の命令にNOと言えない夫。トラブルからすれ違ってしまった夫婦と小樽の老夫婦との交流が暖かくて良かった。
冒頭、大好きな映画として「ラブレター」を妻が語るのだけど、監修の岩井俊二をリスペクトしてなのかリップサービスなのか(笑)

街の風景もよいが、女優さんたちみんな可愛くて、それだけで楽しめた。
エンドロール直前にもうひと展開するので、終わったと思っても席を立ったらダメ。
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