urugin777

ドラゴンボール超 ブロリーのurugin777のレビュー・感想・評価

4.7
劇場公開で見た以来の鑑賞。

久々に見たけど色んな意味で疲れた(笑)
まず言わせてほしい、この映画は傑作である。

まず設定がどうのだとか、辻褄が合わないだとかと言う意見はこの映画では野暮である。そういう先入観を素直に無くさないとこの映画は楽しめない。
確かに以前のドラゴンボールシリーズとして考えると設定が合わない部分もあるだろう、冒頭の惑星ベジータの下りやフリーザの下り、バーダックの最期は原作にも無いし過去にアニメで描かれた様なものとは違うから。
でも素直に冒頭のバーダックとギネのシーンは感動したし「これはこれでありだな」と思った。確かに「たったひとりの最終決戦」のバーダックのカッコ良さには劣るかもしれない。しかし息子を思いやり「良いか、必ず生き延びるんだぞ」とカカロットに投げ掛ける父親としての一面を見せるバーダックも個人的には好き。

そしてブロリーに関してもデザインからして好き。
以前から登場してるブロリーとはまた違うけど、少し人間臭さがあるブロリーも悪くない。
そして新キャラのチライとレモも中々良いキャラをしていた(声優効果かもしれないが)

そして本作一番の見どころである戦闘シーンはドラゴンボール史上最高の出来と言っても良いかもしれない。人によっては画面酔いして苦手と言う人も居るかもしれないが。
所々3Ⅾに切り替わりながらも上手くアニメーションと融合させているのは見事だった(復活のFでも似た様な演出があったが作品があまり好きではない)
ドラゴンボールの世界は強さのインフレが半端ないので、戦闘シーンも飽きが来るだろうと思ってた自分が愚かだった。全然飽きず寧ろ疲れるレベルであった(笑)
背後で流れるプロレスの様な掛け声(?)も一周回ってちょっと好きw

そしてやはりゴジータは最強であった…。お馴染みのソウルパニッシャーも出てきたし新しい技も出てきたしゴジータ無双は健在であった。
フリーザ様の扱いはちょっとアレだなー…と感じたけど、後ドラゴンボールで叶えたい願いがあんなので良いのだろうか(;・∀・)

過去の作品補正が強い人は受け入れ難いのかもしれないが、個人としては非常にオススメ出来る映画である。

そして孫悟空役の野沢雅子さんとブロリー役の島田敏さんの喉が非常に心配になる作品です(笑)
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