闇金vsヤクザの話
「ヤクザは優良顧客」
ヤクザは銀行口座を作ることができないから、金が必要になった際は闇金からお金を借りるしか方法がない。手段が限られているからこそ、もしもお金を返さなかったりした場合は、その話が闇金業界にあっという間に広まり、今後一切闇金からお金を借りる事ができなくなってしまう。そして組長の元にその話が行き、、組の看板を汚してしまう事になる。
忠臣は元組長で、今はカタギである。だから、その面の知識は豊富。借りる側の人間の思考も理解しており、客を見極める事が出来る。が、司はただの元ホストでその様な知識は持ち合わせていない。その為、童組のチンピラの元でシャブを売りに身体を売って働く女3人に各10万ずつ貸してしまう。
ヤクザはシャブはご法度。しかし女のブログに女がそれを使っていること、自分がそれを仕分けしているところを写真に撮られており、載せられていた。これがバレてその女は目も向けられないような姿に変貌、チンピラは大山彦組の組長の殺害を命じられる。
この取り立て担当は司であるから、何度失敗しても忠臣に指示されて、繰り返し行き、繰り返し取り立てようとする。本来の目的はお金の返済だが、私情を持ち込んでしまう事が増える。これはもう毎回恒例。司の優しさ。取り立てをしている最中にチンピラは警察に捕まってしまった。
忠臣は遂に、「お金を取り返す事が出来ないこと」「警察に目をつけられたこと」に怒ってしまう。そして司と共にヤクザに乗り込む事に。
忠臣の「行くぞ」で司を連れるシーンは毎回頼り甲斐があってかっこいい。
そして実際に話をつけるシーンは痺れる。
司主人公の話は忠臣が本当にかっこいい！チンピラが忠臣を見て敬意を示すほど、あちらの界隈では有名なんだな。
