ぐりんでる

エブリデイのぐりんでるのレビュー・感想・評価

エブリデイ(2018年製作の映画)
3.8
こんばんわ!花火の使い方は様々ですねロマンス王です🤴

ベティ!スパイダーマンのベティやないかい!怒りご飯ちゃんアンガリーライス!

と思ったらネッドまで出てきた!!

綺麗な心はホームカミング!卑屈な心はファーフロムホーム!🕷🕸

って感じの映画です。

毎日知らない誰かの体に憑依し24時間精神を乗っ取る謎の精神体Aとご飯ちゃんの恋のお話

性別問わずあらゆる人物を借り毎日違う姿で、ご飯の前に登場するAは、果たしてご飯を射止めることができるのか


胸焼けのするような恋愛映画ではなかった


「人は中身が大事」だと至極真っ当なことを言うA。多分それがこの映画のメッセージなんだろうと思うけど

いくらなんでも中身すぎだって…

ご飯やAの綺麗な御心は僕畜生如きには眩しすぎて直視できません

中身が大事なのはわかるよすげ〜わかるはずなんでげすがねぇ

改心も含めてそこに注目してみていきましょう!

相手は見た目がコロコロ変わるんだよ?見つめてる目も、重ね合った唇の感触も肌の温もりも、匂いも声も何もかもが日替わり。見えるのは綺麗な心。その口から奏でられる優しい言葉だけ。

まるでドーナツを見ているようで、見ているのは真ん中の空洞。
色々な種類のドーナツを食べるけど、好きなのはドナーツの穴。心というあるようで見えないものに惹かれているご飯ちゃん

それは劇中でも指摘されてた通り、側から見れば、男取っ替え引っ替えのビッチ!

かなり穿った見方をすると、思いやりのある優しい人なら誰でもいいとも見えるビッチングふりかけまぶし性欲大盛りご飯ちゃん🍚😋


でも、ご飯ちゃんの場合はあまりのピュアな可愛さでそう思わせなかった


それに外見はバラバラでも、佇まいから中身がちゃんとAなんだと伝わってくるのは良かった。そのおかげで心綺麗な映画として見ることができた


Aを見ていると、外見で人を判断する人より中身を見てくれる人がいいとか、人の中身を見よう。という以前に、自分の中身はどうなのか。が大事でもあると思えてくる。

Aは常に他人を思いやり、借りた人の人生を変えないことにも気を遣っていた。
本当に自分が存在していないように過ごしていたから、初めて自分を認識してくれることは嬉しかっただろうな。

それでも承認欲求の快感にとらわれることもなく、最後の最後まで、人の幸せを願い続けるその心に、最後はちょっと感動した。そうするしか道はなさそうだとしても、やはりAの心は美しい

内なる美しさは、表情や佇まいとして外側にも表れる。人を思いやれる心の広さや余裕は、人の美点を見る目線の深さにも繋がれる。Aは人の善意の権化🧚‍♀️

権化すぎるのでご飯ちゃんに恋して地上に降りてきちゃった天使だったのかもしれない👼

そういう心を持つことが、見た目を凌駕する人の魅力なんだと、すげー大袈裟な設定と切ない表現で教えてくれるそんな映画な気がする。

でもA、ちみもご飯ちゃん好きになったきっかけは見た目も可愛いからだろ!?なぁ?!




感想:とはいえ映画として面白かったかというと、淡々としていて不思議現象が明かされてからは、やや退屈に感じてしまった

もし本当にただ心を感じているだけで、人を愛することができるのだとしたら、それはあまりにも尊いことかもしれない。

一体どういう愛し方なのか想像しても全くイメージできないけど、
本当に大事なものは目には見えないものなのか

まぁ、日替わりで美女が擦り寄ってくるんだったらそれはもう大変に清らかな心になるでわいも。知らんで

🔝