大阪の『あの地区』を舞台にしている作品・・
・・という以外の情報は知らずに予告編すら見ないで鑑賞
画質や作風から最初、昭和のドキュメンタリーなのかと
思ったりして、所々に???を感じながら
バカバ…
うーん。
新しいんだか古いんだか。
森崎東監督が作ろうとしたんだけど、ヘンテコになってしまったような映画でした。
根っこのところでの、釜ヶ崎のありよう、そこに生きる人々への愛情と応援という気分はわか…
釜ヶ崎、飛田、新世界…あぁ『マル秘色情めす市場』の世界。もうそれだけでお腹いっぱい。
釜ヶ崎を仕切る釜足組。組が盃とするのは釜。あるときその釜を旅芸人が盗みだす。旅芸人は死ぬが、遺児が釜を持ち去る…
アイテムの転がし方が巧みな脚本。
たちんぼの表現として登場するマッチが、その意味性を2転3転させる。
群像劇として広げていく風呂敷を、ひとつの釜に集約させているところ、「飯があっても釜がなければ」が…
相変わらず川瀬陽太の演技が無理だし、なんとなく底辺フェイスです、オレ西成、みたいな面構えで画面占領し続けてるのも嫌だったが西山未来さんが綺麗だったので0.6点。あとは何一つ面白くない。目を閉じていて…
>>続きを読むタブーなんてないぜと言わんばかりに、ヤクザも労働者も娼婦もコソ泥も学生活動家もない混ぜにして同時に愛し笑い飛ばす。
過激で優しくて知的で滑稽で楽しくて面白くて人情味の溢れた、良い意味で古臭い映画で…
釜ヶ崎が舞台の喜劇映画。古典落語の『釜泥』を元ネタに、大事な釜を獲り獲られのてんやわんや。落語の元になっているのは「月夜の晩に釜を抜かれる」という諺らしい。
映像がザラついてるので、昔の映画かと思う…
©映画「月夜釜合戦」製作委員会