Rin

1987、ある闘いの真実のRinのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
4.5
今まで観た韓国映画で一番心を揺さぶられた。すごいパワー!
同じ国の人間、それも未来ある若者に銃を向ける、こんな愚かなことがあるなんて。。。この作品を世界中の人に観てほしいという強い想いと、それを超越した使命感のようなものが映画の中からビシビシ伝わってきた。
怒り・喜び・悲しみ・絶望、あらゆる感情がマグマのように画面に溢れていき、やがて渦のように一つのまとまりになって私達に訴えかけてくる、希望という言葉の存在意義を。
今の邦画の多くに足りないと感じ続けていた純粋で素直な気持ち、ダイナミックなパワー、そしてふと懐かしくなるような、草原と大地の香りがする血の通った人間味がこの作品にはあった。
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