きねぼっち

オンネリとアンネリのおうちのきねぼっちのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

児童向けの映画なので、お話はどうってことないけど、設定が面白かった。

仲良し女の子二人組が、大金を拾い、そのカネで自分たち専用の家をゲットする。
つまり、子供が家を買って親から独立、というシチュエーションが成り立つぎりぎりのリアリティを保持していると確信。

まあ、人口が少ない、平和な田舎の村で、富豪が酔狂でボランティアをしており、恩に着せないためにまわりくどい体裁をとっていると考えれば、現実でもありうるのではなかろうか・・・?

お隣さんは謎の植物を大量に育てており、ソラマメのさやからキラキラビーズが出てきたりするけども、あれは遺伝子組み換え大豆とかそんなんじゃないですかね。
そう考えると、本作の舞台は実は閉鎖都市かなんかかもしれない。

それはともかく、主演の子役二人は個性的な風貌で、それが良い!
ちなみに、onnellinen=幸福な、annellinen=優しい、という意味らしい(ネットだけしか調べてないので間違ってるかも・・・)ので、タイトルを日本風にすると「幸子と優子」?

そういえば原作小説はアンネリの一人称でつづられており、映画がアンネリの登場シーンから始まるのは、それが理由と勝手に推測!
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